私の元へエナジーアートが来て、もう10年が経とうとしています。

かなり前のことですが、初めて自分のエナジーアートに出逢ったときのことは、よく憶えています。

 

当時の私は、101講座を始めたばかりで、自分が成長したいという思いが強く、

そしてエナジーアートはそのサポートをしてくれると聞き、興味を持っていました。

 

初対面の時、絵の前で自然に涙があふれてきました。たくさんの涙が出て、止まりませんでした。きっと癒されたのだと思います。

そして、絵は私の元へやってきました。

 

振り返ると、この10年の中で様々なことがありましたが、絵に助けられた出来事を、少し紹介してみようかと思います。

 

ある時、私は仕事で遅くなりましたが、そこから高速道路で一時間かかる我が家へ帰らなければなりませんでした。

しかし、体が動かなかったのです。

体の中のエネルギーが切れてしまったようで、思考さえもおぼろでした。

当時、私は仕事のことで絵のサポートが欲しくて、仕事場に持ち込んでいました。帰らなければ…そう思いながらも、私は動けず絵の前に座り込んでいました。

しばらくして、体が少し暖かく感じられました。おや?と思っていると、それは突然やってきました。頭のてっぺんから何か温かいものが入り込み、体の中心を通っていくのです。

例えば温泉に行くと、上からお湯が落ちてくる「打たせ湯」がよくありますよね。ちょうどあんな感じです。

絶え間なく、お湯が体の中を通っていき、温められていく、そんな感じでした。

そして、その感覚が無くなると、私の体は元の元気なエネルギーに満たされていました。おかげで、私は夜の高速道路を運転して、無事に家にたどり着くことができたのです。

その後もこの体験に似たことは何度か訪れ、私の体をサポートしてくれました。

 

またある時、私は2年以上付き合った彼と、そろそろ一緒に暮らしたいなぁと思っていました。

何となく自分から言い出せず、日々は過ぎていきました。

私は絵に向かって、「そろそろ彼と同居したいと思っているけど、どうかなぁ?うまくいくようにサポートしてくれるかしら?」と相談してみました。

すると、次に彼に会った時に、なんと彼からプロポーズされたのです。

同居どころか、結婚まで話がいって、本当にびっくりでした。

もちろん、その彼は現在旦那さんになっています。結婚まで、いろいろタイミング良く事が進んで、そのたびに絵に感謝していました。

 

結婚してからのことですが、今から思うと完全に私の判断ミスですが、とある会社で働き始めました。

しかし、仕事の内容は初めに聞いたものと違っていたし、会社の雰囲気にもなじめないでいました。

それでも、しばらくすれば慣れるだろう…そう思っていましたが、二か月経っても慣れるどころか、辞めたくて仕方がなくなっていました。

人事の人に相談しましたが、「正当な理由がない限り、そんなに早く辞めるのはちょっと…」と言われ、諦めるしかないのかと思いました。

でも、諦めきれずに、私は絵に相談しました。

「どうしても今の仕事が合わないし、何とかあと一か月で辞められるようにうまくいかないかしら?」と。

その時、マジックウォーターもあったので、絵にお願いすると同時に、マジックウォーターでも毎日お願いしていました。

そして、一週間が経った頃、仕事の後に総務課の人に呼び出されました。

私はその時、一年契約ということで働いていたのですが、総務課の人は「実は会社の経営が厳しく、人を減らさないといけないので、あと一か月で契約を終わりにしてもらえないだろうか」と言ったのです。

私は必死に残念そうな顔をしていましたが、心の中では「ガッツポーズ」でした。そして、めでたく一か月後にその会社を辞めることができたのです。またまた絵に感謝でした。

 

あと一つ、こんな事がありました。

その時、絵は壁に掛けられていました。私は本を読むのが好きで、本を読みだすと集中してしまい、他の事が頭に入らなくなるのです。

その時もいつものように、完全に本の世界に入り込んでいました。

しかし、何故か絵のことが気になり始めたのです。それでも無視して、本を読み続けようとしていました。でも、絵が壁から落ちる映像が、私の頭の中に鮮明に浮かんできたのです。

これはさすがにただ事ではないと思い、本を置き、壁にかけてある絵を下しました。そして、壁の留め金に手を触れた瞬間、留め金は落ちてしまい、私は驚きました。

もう少しで、絵が落ちてしまうところだったのです、きっと私に絵は教えてくれたのです!

 

絵が来たからといって、良いことばかりが続くとは限りません。やはり嫌なことや悲しいこともありましたが、その度に、自分の気を付けるべき点を、エナジーアートによって気付かされてきました。

やはり、自分の成長のために必要なことだったと思っています。

私にとってエナジーアートは、鑑賞するだけの絵でもなく(もちろん鑑賞しても素晴らしいですが)、信仰の対象でもなく、パートナーだと感じています。

 

今、旦那さんの転勤で、誰も知り合いのいない土地で暮らし始めました。でも、何故か寂しさを感じないのは、家の中に絵がいるからなのでしょう。

 

(megarhさん)